アークメルト溶解炉(日新技研NEV-AD)

                                 設置場所:機器分析センター2階教官実験室 担当者:大坪文隆
分析できること
試料作成・データ解析部門に所属する機器。小型の高周波溶解炉で少量の鉄など、金属溶解が可能。少量の試料を多品種作成する場合に有効。
ロータリーポンプでアーク発生可能な低真空状態にし、アルゴンなど不活性雰囲気とする。

分析原理
くぼみの付いた銅製試料台を水冷し、くぼみに目的金属を載せる。上部からアークを発生させ得られた高温度で試料上部を溶解する。水冷されているため、試料株の溶解は困難であり、一旦試料を取り出し、上下を逆にするなど繰り返して全体を均一に溶解する。異なる金属で合金を作成する場合、均一化には充分注意が必要。

分析試料について
試料台に依存するが、鉄換算で10〜20gのボタン状試料の溶解が可能。

過去の問題点
蒸気圧の高い金属をそうでない金属と合金化する場合、前者が揮発(蒸発)し、目的の濃度になり難いので注意を要する。また、試料室が汚染されるので、使用後、掃除すること。