液体窒素取り出し装置

                                                    設置場所:液体窒素取り出し室
液体窒素に関係する事故例
酸欠事故1:液取り中に起きた酸欠死亡事故
[説明]液があふれ出して密閉された部屋には気化した窒素が充満していた。入った瞬間に意識不明で倒れ、そのまま窒息死。その部屋は、普段人があまり行かないところにあり、誰も気がつかず、翌朝「昨夜から帰ってこない。」という家族からの問い合わせがあってはじめて発見された。
[原因]建屋内に設置してある液体窒素の液取り口から、100L容器に液化窒素を満たそうとしていた。なかなか一杯にならないので現場を離れてそのまま忘れてしまった。

酸欠事故2:実験室内での酸欠死亡事故
[説明]窒素ガスが室内に充満、酸素濃度が低下し、酸欠で室内の2人が死亡。
[原因]冷凍機の故障により低温実験室の室温が上昇、温度を下げるために液体窒素をばらまいた。

爆発事故1:液体窒素−エタノール被爆
[説明]エタノールに液体チッ素を混合して冷やしていたところ、エタノール表面が固まったので壊してかき混ぜたら突沸して顔と目にかかった。
[原因]日常的に行っていた作業だが当日はたまたま、1. 液体チッ素の量が多すぎた。2. 保護メガネをかけ忘れた。

爆発事故2:液体窒素貯蔵タンクの爆発
[説明]食品工場に設置されていた液体窒素用貯槽が突然破裂、飛散した。工場は半壊、周辺にも被害が生じ、1800戸が停電となった。380kgの金属片が約350m飛散している。
[原因]バネ式安全弁の元弁が閉められていた他、すべての弁が閉じられて完全密閉の状態になっていた。また約2ヶ月間使用されていなかった。完全密閉のため内圧は上昇を続け、内層の限界圧力に達し破裂した。

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